グループディスカッションで

私が学校で学んでいるソフトスキルのうち、少しず〜つ上達していると思うスキルは、グループワーク・ディスカッションでのふるまい方。ほぼ全部の科目でグループワークがあり、成果物やグループ内での貢献度を生徒が評価しあい、成績に反映されます。(おおむね成績の半分程度はグループワークによるものが多いです)

最初のうちは、言いたいことがあってもなかなか言えなかったのです。職場でもそうでした。課内会議などでも、「どう思う?」といわれても沈黙(耳まで真赤^^;)。学校では気の置けない日本人同級生同士ではあまり気にせず言えるのですが(笑)、それ以外の人たちが英語で「これでやりたい!」と強く言っていたり、複数のグループメンバーが賛同しているのを見ると、言いたいことがあっても、違う意見を言うことに不慣れだったのです(言いたいこと、とはたとえば「結論ありきで議論を進めるのはよくないんじゃないか」「この可能性も探ってみた方がいいんじゃないか」など)。自分が思っていたこと(で言えなかったこと)を他の人が言っているのを聞くと、私ももっと早めに言っておけばよかった!早めに言った方がグループのためにもなったのにと思うこともありました。

けれども、いろんな考えがあることで結果として成果物の質はよくなる、成果物の出来をよくするためにみんな集まっているのだから、それに資することは言ったほうがみんなのためにもなる、と信じて、後悔しないためにも言うことができるようになってきました。言い方はネイティブの表現を使いつつ、こうした方がよくなる、と提案できるようになってきたのがうれしいです(とはいえ、言い方に気を遣いすぎてまだまだ時間がかかっているのが課題。ネイティブの人の、簡潔さと相手への配慮が共存している表現には学ぶところが多いです)。卒業後、仕事で意見を言って職場に貢献できるように、このスキルを伸ばしていきたいな。

以下、今通っている学校の写真です。

教室

校舎のドアを出るとこんな景色(いつも日差しが強いです)

学校の入口です