はじめてのスキー場(ワチューセッツ)

アメリカに来てはじめてスノーボードに行ってきました。行ったのはマサチューセッツ州(州都:ボストン)にある「ワチューセッツ(Wachusetts Mountain)」というスキー場です。ワチューセッツとはインディアン(ネイティブアメリカン)の言葉で「山の近く」「山の場所」を意味するそうです。ちなみにマサチューセッツ(州)は、同じくインディアンの言葉で「great hill(丘)のあるところ」を意味するそうです。「チューセッツ」、が「〜の地」を意味するのかな。

このスキー場と日本のスキー場との違いを何点か挙げてみたいと思います。

1.「人や物にぶつからないようにするのは自己責任」
 と書かれた看板が、リフトの柱に書かれていました。アメリカらしい?

2.レンタル屋さんはいいかげん?
 ブーツを借りるときに、自分の足のサイズ(スノーブーツだと26cm)を申告したのですが、出てきたのは25.5と26.5(左右も違う(笑))。試しに履いてみたけれど合わなかったので「サイズ違うみたい」とレンタルショップ店員さんに言ったら、「今26cmが品薄なんだよね・・・合わなかった?」、私「残念だけど足に合わなかった」、店員「そう。じゃぁ探してくるね」と探しに行ってもらい、無事26cmで足に合うものを入手できました。品薄だからと違うサイズを出してくるあたり、さすが(いい加減な(笑))アメリカ人、やるなぁと思いました。店員さんの予想もしなかった対応などを見ると、おもしろいなぁと笑ってしまいます(フードコートの店員さんも然り)。ネタを提供してくれているのかと思うことも(^m^)

3.食べ物持参客が多い、その食べ物等荷物を置くための棚がレストラン内に設置されている
 こちらではスキーはお金持ちのためのスポーツ、という位置づけかなと思っていたので、多くの人がレストランで食べるのかなと思っていましたが、相当の割合の人が家から持ってきたものを食べていました。外出時に何か作っていくのが習慣になっているのかな。(学内ではサンドイッチ、フルーツ、ナッツ類などを持参するアメリカ人が多いです)
 そのようなお客さんのために、レストランの中に物を置くスペースがたくさん。コインロッカーではなく、壁に棚があって、食事や着替えなどを入れてそのまま置いてあります。

 スキー場のレストランは、普通のアメリカのレストランとあまり変わらない値段設定でした(日本だとゲレンデ内のレストランは少し高かったような記憶があります)。これは、食べ物を持参する客と価格で競っているからかもしれません(高い値段設定だと、持参客がより増えるかもしれないからかも)。

4.ヘルメット着用のスノーボーダー多し
 日本でスノボレンタルをする際、ヘルメットを借りるかどうかというオプションを見たことはないのですが、こちらではヘルメットを借りている人の割合が高いです。

5.コテージの宿泊料金は一部屋ごと
 これはスキー場だけに限りませんが、こちらは宿泊は一部屋ごとの料金設定が普通です(宿泊者数により宿泊料金が決まる日本とは異なります)。とはいえ、タオルやキーは宿泊人数分用意してくれるのは嬉しい(^^)。

かわいらしいコテージで快適でした。


The Wachusett Village Innのウェブサイトより。


スキー旅行は、お天気にも恵まれ、とっても楽しかったです。企画・運転してくれた、一緒に行ってくれた友達に感謝しています。


ワチューセッツはボストンから車で約2時間と近くて、中級コースが豊富(初級4本・中級7本・上級2本位ずつ。景色もよかったし、おすすめです。






ワチューセッツの地ビールもスキー場内のバーで提供していました。

ボストンからは日帰りでも十分楽しめますが、夕食後、コテージに戻る途中で車内から見た景色が印象に残っています。温度が低く空気が澄んでいたからか、星空が美しく、月明かりが道路脇の水面(川かな)に映っていました。