書評「フランス女性は太らない」

カーラ・ブルーニを演じるために(記事:ボンジュール、カーラ・ブルーニです)、「フランス女性は太らない」を読みました。おもしろかったです。

この本によると、フランス女性が太らない理由は、
<食べ方>
・食べていいものについて考える。(食べていけないものではなく)
・より多くの種類を、より少なく食べる。
・たくさんの野菜と果物を食べる。
・五感を使って食べるので、少量でも量が多いように感じる。
・歩きながら食べることはしない。
・新しい味を見つけるのが好き。試す。
・前もって食事の計画を立て、自宅でもメニュー(料理のリスト)の形で考える。
・外食も家での食事もセクシーだと考えている。
・自宅でもてなすのが好き。
・料理の盛り付けをとても気にする。相手の目にどう映るかが重要。
・喜びのために食べる。
・上質のおいしいチョコ、ワインを少しいただく(最初の数口、少量がいちばんおいしいことを知っているから)
・スープをたくさん食べる。
・味が違うものは別の皿の真ん中に置く(ごちゃまぜの食事を一度に口にほおばらないように)。一皿に山盛りにしない。
・フランスのテーブルの芸術(les arts de la table)を勉強

写真:Le guide de la decoより

・食べ物、運動のバランスを週単位で考えている。
・とことん空腹にも、満腹にもならない。
・一日中水を飲んでいる。

<行動>
・行けるところはどこでも歩いて行く。
・階段を使う。
・おしゃれが大好き。
・恋をするとやせることを知っている。
・笑うことが大好き。
・自分を甘やかしたすぐあとに埋め合わせをする(バランスをとる。食べ過ぎた次の日には30分よけいに歩くなど)

など。


フランス女性が体型をスリムに保つには、おいしいデザートや食事をたっぷり堪能した後は、数日かけてバランスをとる(調整する)ことはするけれど、ジムで走ったり食事制限をして食べたい物を我慢して・・・というアメリカ的な?禁欲的・軍隊的なダイエットとは違うことがわかりました。食を楽しむ、謳歌する姿勢には強〜い共感をおぼえます(食いしん坊なので…)。


先週末のボルチモア・DC旅行は半分食べ歩き旅行になっていたため、少し体が重くなった気がするので、明日から
・一日中水を飲む
・料理の盛り付けに気を配る
・とことん空腹・満腹にはしない(ダークチョコを持ち歩きます☆)
・野菜をたくさんいただく
・階段を使う・よく歩く(引き続き)
を実践しようと思います。(が、出演するのはコメディなのでもしこれらを守れずに当日体型がコメディチックでもそれはそれでいいかも?うふ^m^)

ちなみにこの本では、年代別に食べ方・生活のコツ、どんな肉体・精神状態になるかも書いてあって、ダイエットとは違う観点で読んでも楽しめると思います。私は10代・20代の頃より今の方が肉体・精神的なバランスが取れているし、自分の性格も世の中のいろんな考えも知って・わかってきて過ごしやすくなったのだけど(10、20代のころは迷うことが多かった)、これからもっと過ごしやすくなるのかなと思うと年齢を重ねていくのが楽しみです。