留学中の英語…上達したの?

家族から「今学期に入ってから、英語について話に出てこなくなったね。英語が上達したのかな」と聞かれました。確かにアメリカ人教授の話す英語で、専門用語が少ない授業では理解度は高くなったような気がするけれど、単に「聞こえないこと・話せないことに慣れた」からかも…。(失敗耐性が身についたとも言える)

とはいえ、私なりに上達を試みております。効いてるかな?と思うこと・サイトを紹介しまーす。


○リスニング
1.授業前に専門用語をインプットしておく
(科目ごとに使われる専門用語を予習の段階で理解しておく、授業中言いたいことはノートにメモしておく
2.意味がわからない単語は音をカタカナでメモし、友達に「こんな発音の単語が聞こえたんだけど、このスペルを教えて」と確認。クラスメートとコミュニケーションをとるきっかけにもなるのでおすすめです。
3.ニュース・時事英語をインプット(↓のサイトは原稿(スクリプト)が載っているので聞こえない単語はその場でチェックできます)。声に出してshadowing。そして、単語はノートor単語帳にメモして時間があるときに覚えたかチェック(思い出す回数を増やすことが大事★)。
・BBC(イギリス英語)
http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/language/wordsinthenews/
・CNN(アメリカ英語)
http://www.cnn.com/studentnews/?iref=allsearch
4.ノートテーキング…は課題です。いまだに英語の単語に日本語で補足してノートをとっています。英語でメモしてもあとから読んだら意味がわからなかったので。(先日日本語の講演のメモ起こしをしたのですが、楽で感動を覚えました。英語の壁は高い)夏休み中にノートテーキングについて調べたいと思います。
English? Oh, man...

○リーディング
英文を読むのが遅いという課題については、
英語論文のルールを知り、スキミングの読み方を身につけること
②「この情報がほしい」と質問を念頭に置きながら(答え・ヒントを探しながら)読むこと
読む量を増やす
ことで以前よりスピーディに読めるようになりました(半分くらいの時間で読めるようになったと思う)。③については読書が趣味ということもあり、課題図書でないもの(趣味本)も読んでいるので、読む量に比例して読むスピードは上がったように思います。
とはいえ、日本語のように、重要な箇所が目に飛び込んでくる読み方はできていないです。帰国後仕事で最も使うスキルはリーディングだと思うので、私の中ではいちばん優先順位が高いです。アメリカにいる間にたくさん読み、スピーディに読めるようになりたいです。

○ライティング
表現が限定的(拙い表現を多用)、書くのに時間がかかる という課題については、普段読んでいる論文の表現で使えそうなものをメモするのがいいとは思うのですが、論文などを読んでいるときは答え探しに集中しているので、これはできていません。拙い英語で書いたレポート・テストなど、教授から「ポイントをおさえていてGOOD!」「視点がいい」とほめてもらうと「書く技術は後回しでいっか」と調子に乗ってしまうのも原因かと…(自分に甘い!)。最近RefWorksについて知ったくらいです。
とはいえ卒論や一部の教授に提出するペーパーではアカデミックライティングを求めているので、期末テスト前&夏休み中に論文で使う表現集についての本を読んで使えるようにしたいです。


○スピーキング
言いたいことを適切な英語で説明できているか、ということについては赤面の日々です。とはいえ、
練習あるのみ
いい表現はメモ&真似

などを実践しています。
 スピーキングは発言すればするほど上達するはず(発言すると後から「こういう表現がベターだった」と反省するので★「人は失敗からしか学べない」とはよくいったものです)。言いたいことがあるときには深く考えずに発言しています(発言内容を推敲しているうちに、授業は他のテーマに移ってしまうので…。聞き手には変な英語+わかりにくい話し方で申し訳ないけれど、私が話す内容が誰かに付加価値を与えていると信じてがんばっています。クラスメートなど私のつたない英語を聞いている人々もグローバル社会ではいろんな英語を聞く・理解する技術をつけた方が仕事しやすいと思うので、私の英語を聞いてもらうことはリスニングのいい訓練だよね♪(と思って発言しています)
ちなみに発音については自発的に修正するのは難しいので(友達も発音を直したりはしないので)、発音が課題の人は、日本にいても留学中もマンツーマンでネイティブにきちんと教わる機会を設けた方がいいと思う。私は留学前にイングリッシュ・ビレッジという英会話学校(東京八重洲校)に通いました。40分で2100円〜と安い値段設定です。お勧めの先生はブライアン。厳しい先生ですが、多くのことを学びました。彼は英語教師のプロだと思う。人によって相性があると思うので、いろんな先生に習ってみるといいと思います。この学校では毎回先生を選んでレッスンを受けられます。

大学院では、スピーキングって大してできなくても(あいづちだけでも)過ごせますが、あいづち以外の返答をしないと、相手が「この人わかってるのかな」と心配になり、大事な&複雑な話をしてくれなくなるリスクがあるので、理解していることを言い換えたり、意見を述べたりする必要性を感じております。そして、友達のことはきちんと理解したり元気づけたりしたいから、やっぱり話せるようになりたいな、と思います。
スピーキングのイメージ:空也上人像

一年後、卒業時点で上記4つのスキルを目指すレベルまで持って行けるように練習していきたいと思います☆ネイティブレベルはもともと目指していないけれど、仕事で困らない程度まで持っていきたいな。


まとめ

 ということで、家族からの「上達したの?」との問いへの答えは「英語は少し上達したと思うけど仕事で使えるレベルには程遠い。『わからないことに慣れた、諦めを身につけた、失敗や自分のいい加減さを受け入れておもしろがれるようになった、うまくいかないことがあったらそこから何を学べるかに焦点を当てられるようになった』という意味においてはかなり精神レベルが上達」と回答したいと思います。引き続きご指導ご支援よろしくお願いいたします。。


【補足】今回の記事では留学中の英語勉強について書いています。英語の文法については留学前に(日本語で)勉強しておくことを強くお勧めします★文を組み立てるルール・骨組みが文法です。文法は本当に大事です。(自分がずっと文法を甘くみていたため、留学前から今も苦労しているので、強調させてください)
将来かっこよく英語を話すために、基礎である文法勉強をお忘れなく。私も夏休み中に日本語の文法書で文法を勉強する予定です♪
お互い英語勉強がんばろうね〜。英語がわかると情報の種類&情報源が増えておもしろいです。