青森ねぶた祭り

ねぶたは眠気払いの「ぬむけ」が訛って「ねぶた」となったのではと言われています。津軽方言で眠いことをねぶたいといいます。また、方言の違いから、青森は「ねぶた」、弘前・黒岩は「ねぷた」と二通りの呼び名があるとか。
ねぶたは見た目に美しいだけではなく、表現されている人物や生き物(竜など)の伸びた手足、勢いのある瞬間を捉えていることなどから迫力があります。そして跳人(はねと)の踊りや囃子の掛け声、そして太鼓の音で心臓が高鳴りました。各ねぶたにはテーマがあって、例えば写真のぬぶたは水滸伝の豪傑たちを描いたものだそうです。

お祭りには復興だけではなく、鎮魂の意味も込められています。今年の東北夏祭りには地元にとって格別の思いがあるんじゃないかなと思いました。