安曇野

ilovenatto2011-08-11

長野安曇野にいました。高尾から甲府、松本、穂高(ほたか)までの電車の車窓からの景色は山々が美しく、関東から数時間とは信じられないくらい。長野方面はお盆休みの時期×NHK朝の連ドラ「おひさま」の影響からか、どこも人だかりができていました。

今回の旅行の最優先事項は安曇野ちひろ美術館でした。美術館では作品鑑賞ができるとともに、画家ちひろは何から影響を受けていたかなども説明されていました。ちひろは気に入った写真などを切り抜いたスクラップ帳を作っていたり、岡本帰一、武井武雄、初山滋、ビアズリーなどの影響を受けていたこと、特にマリー・ローランサンのことを「(ちひろが)好きな(やさしい)色ばかりでやさしい絵をかくひと」と称賛していました。

ちひろの絵に影響された私(笑)も早速スケッチブック片手に安曇野をかいてみました。12色絵の具、バケツなどは100円ショップで購入したので絵の具を惜しむことなく使うことができます(いろんな画材が揃う100円ショップ万歳☆)。この色を混ぜたらどんな発色になるかな?画用紙が乾かないうちに色を落としたらどうなるかな?など、実験のようで楽しいです。また、絵を描いていると地元の人などと話が弾んでおもしろいです。素人なのでうまくなくたって楽しければいいわ、と下手でも気にせず絵を描いている私を見て、「楽しそうで元気をもらった」とおっしゃる方が安曇野近くの池田市で開催されている榎木さん(俳優)の展覧会に連れていって下さいました。ペンの使い方、余白の残し方(バランス)など勉強になりました。

旅で出会った人から経験談、学んだことなどを聞くとためになります。旅はいろんな出会いがあっていいな。特に絵を描いていると話をする機会が増えるので、旅に出る度にスケッチブックを持ち歩き、マメにスケッチしようと思います。絵を描いていると時間が経つのを忘れて、待ち時間があっという間なのも不思議です。