フランクフルトにて

Mardidまでのtransitとしてドイツのフランクフルトに一泊しています。空港の外に出てみて感じたことは、ドイツ人は全般的に長身だなぁ、ということです。電車の網棚の位置が高い、と思ったのは初めて(!)。この私(172cm)が背伸びして網棚に荷物を乗せるなんてねぇ。。昨日もライン川沿いでお祭りがあったので催し物を見ようと観客の後ろに立ったものの、みんな背が高くて何をやっているのか見えない(^^;)。そんなわけで街を歩いていると自然に背筋が伸びます。ドイツとか長身の国に住んだら背骨の間隔が開いて、背が伸びそうだわ(笑)。

私はアメリカにいたときはアメリカと日本に身長の差をあまり感じませんでした。統計を見ると、アメリカ人と日本人の平均身長は男女ともに3−4cmくらいしか変わらないのね。(平均身長:男(日本171.6、アメリカ175.7)、女(日本158.5、アメリカ162.2)
アメリカでは東洋人や南米の人たちなども多く住んでいるのでさほど高くないのかもしれないな。南米、特にメキシコはインディオの血を引く人が多いことと栄養も関係があるのではと書かれています。ラテン系はあまり長身ではないのでスペインに行っても日本との差をあまり感じないかもしれない。

出典:社会実情データ図録

そして今いるドイツでは日本との平均身長の差は8cmくらい。(ドイツ男179.6、女166.9cm)北欧・オランダにいたっては平均身長が男はおおむね180前後、女は165前後。長身になった理由は、乳製品を多く食べてきた歴史からかしら。

私が長身なのは、親からの遺伝と栄養があるものをいっぱい食べさせてもらったからだと思う。乳製品というよりも魚や野菜、ご飯など。小さい頃いっぱい牛乳を飲ませてもらったけれど、Lactose intolerance(ラクトース・イントーラレンス。乳糖不耐症)なので牛乳はほとんど消化できなかったのではないかと(笑)。もったいないことをしたなぁ。

ドイツ人は長身なだけではなくがっしりしているように見えます(男女ともに)。肉食の歴史からかなぁ。

こういうスタイルのウィンナー屋さん、出店が多かったです。大きな丸、四角の鉄板?を炭焼きしています。

以前、「肉食」に関する漫画を読んだときに、肉を食べると体が大きくなり、攻撃的になるという傾向があるのではと書かれていたけれど、「攻撃的になる」というのは正しいのだろうか。。がっしりしている人々やドイツ人を攻撃的と感じたことはないなぁ。日本だと?肉づきのいい人たちは「肉付きよくてすみません」と縮こまっている雰囲気さえあります(^^)。

それにしても、世界大戦中、小さな体(当時の日本人)でも、がっしりしている列強諸国と臆せず肩を並べようと思った心意気には誇らしくもなったりして。私は英語やスペイン語があまりうまく話せないだけでも、引け目を感じてしまうのに(^^;)。



フランクフルト駅。ヨーロッパの駅は大きくてプラットフォームが見渡せるのがいいな。国内各都市だけではなく、各国都市に向けて出ているのを見ると、島国ではなく「ヨーロッパ」であることを感じます。ちなみに空港→フランクフルト市内の電車内は空調がついていませんでした。外気温30度にも関わらず。環境に配慮している国だからかなぁ。

東電エリア、東北・関東を電車で回ったときに、JRの電車内の空調が強く寒かったことを思い出すと(そして乗客はほとんどいなかった)、もっと節約できるところはあるのかもと思います。


フランクフルトの中心部。モザイク風?の模様がきれいだな〜。

ヨーロッパは喫煙者フレンドリーだと思います。歩きたばこが社会的に?許されているためか、街では香水とたばこと排気ガスのにおいがするのもヨーロッパらしいなと。写真はたばこの販売機。日本以外でたばこを自販機で売ってることに驚きました。