オンラインでの歌のレッスンのおかげ?

クラブで歌う日が来週に近づいてきました(経緯はこちら)。この日に向けて、週一回、歌のレッスンをオンラインで受けています(「歌の練習でへとへと」)。今月末まで、あと2回ほどレッスンを予定しています。

教えてくださっているのは、MyMusicExpert.comのDoug。有名な音楽学校(Berklee College of Music)の卒業生。典型的な?アメリカ人男性、という感じがします。(気が良くてリラックスした、ユーモアのセンスのあるお兄さん)

Photo by http://www.mymusicexpert.com/index.php?ctg=1

レッスン受講に必要なのは、ウェブカメラつきスカイプができる環境のみ。歌のレッスンって、直接スタジオなどに足を運ばないと受けられないのかなと思っていたし、ここマドリッドでは英語で歌い方を教えてくれる人がいる教室は物理的に遠い(電車で一時間)ので、この先生がオンラインで(スカイプで)レッスンを提供していることを知ったときには、斬新なアイデアだなぁ!と感心しました。

レッスンは一時間40ドル(≒3200円)とスペインや欧州の歌のレッスン授業料と比べてもかなり安いです。とはいえ、見知らぬ講師にいきなりお金を振り込むのは心配…という懸念を知ってか、申込前に講師とスカイプで事前に話をすることができるし、無料で話をするのもあれだなぁという人用に?スカイプなどのセットアップサポートとして1ドルの講座もあるし、そして何よりMyMusicExpertのFacebookには150人以上が「like」(いいね!)ボタンを押していたのが私には安心材料になりました。試したことのない商品・サービスなどを購入するときには、レビューやfcbkなど客観的な意見が購買に大きな影響を与えているいい例ですね…

レッスンは毎回学ぶことが多いです。英語の発音まで治してくれます(笑)。どんなことを学んでいるかは次回以降に書きたいと思います。

ちなみに今日のレッスンの最後に、講師(Doug)に、来週のコンテストに出ることを迷っていることを伝えました。この声で歌ったら「社会的自殺」になってしまう(笑)と懸念を伝えたら、「ピッチ(リズム感)はあるし、音も外さないし、出るべきだよ。Minaの声はロックンロールの声ではないんだし(そうはなれないし)、なろうとしないように(なろうとするとモノマネになってしまう)。Minaの声で歌う、Minaの歌なんだよ。歌うことを楽しめば周りも楽しくなる。」というような趣旨で励まされ、少しウルッとしました。

このレッスンのおかげか、今日のスタジオ練習では、バンドメンバーにかなり上達したとほめられ、いつもは声の大きさが小さいといわれるのですが今回はそれは問題なく、「後半だらけて声の質が下がった。テンションをキープするように」と別のことを指摘されました(確かに(後半、気を抜いて地声に近い声で歌った&歌詞も忘れた)。さすがバンドをやっている人は耳がいいなぁ〜と感心感心)。