卒業までのカウントダウン

欧州の学校では12月が卒業のところも多いからか(今いる交換留学先もそう)、来年初夏に卒業予定の私も卒業までのカウントダウンを意識しています。それでからか、今日ふと「何でこの学校(親学校inボストン)を選んだったっけ」と初心にかえり、その理由を思い出しました。

世界・社会で起きていることを私なりに理解したいと思ったから来たのでした。教育・エネルギー・経済・環境・政治・ジェンダー・文化・・・いろんな切り口で物事を理解したい、説明ができるようになりたいと思ったから。

Photo by http://fletcher.tufts.edu/

1月に帰る学校は、上記で書いたような社会に影響を与える要因を網羅的に勉強できるところです。普通の学校は、たとえばビジネススクールならビジネス中心、国際関係論(International Relations)なら政治・法律・外交・環境問題など、ロースクールなら法律中心、というように学ぶ範囲が狭まるのですが、この学校はやる気さえあれば、それぞれの分野の教授とコンタクトを取り、理解を深めることができます。同じプログラムのクラスメートも、「普通のビジネススクールの学生よりも多くのことを学んでいると思う」と誇りに思っているようです。
実際にはクラスメートも私も時間との戦いになると思うのですが(必須科目の準備・勉強+卒論+職探しだけでいっぱいいっぱい)、1月からは最後のセメスターになるので、卒業時に「勉強したいことはほぼすべて勉強できた!社会で起きていることを私なりに説明できるようになった!知りたい分野の教授や詳しい人たちとネットワークを築けた!」と胸を張って言えるようになっていたいな。(これを実現するためには、宿題・卒論などを前倒しで進めておかなくては・・・!忘れないようにしなくっちゃ)

Photo by http://4travel.jp/overseas/area/north_america/america-massachusetts_state/boston/travelogue/10205261/
そして、卒業までにボストンならではのモノ・コトも楽しみたいな。真っ白な雪景色、スノボ・スケート、ボストン・シンフォニー・オーケストラやバークリーの音楽、クラムチャウダーなどのシーフード、ノースエンドのイタリアン、チャイナタウンの飲茶、近隣州にある自然、そして一緒に過ごす友達との時間。昨年上級生が、卒業前の「Disorientation」の時期に日々友達と出かけ街に繰り出していた気持ちがわかるような気がします(→過去の記事「別れの春」)。別れを惜しんでいたんだろうな。

終わりを意識すると、今の時間をもっと大事に過ごせる気がします。

Photo by http://jp.123rf.com/photo_6532566_illustration-of-a-group-of-graduates-tossing-their-caps-in-celebration-of-graduation.html