留学一年目が終わりました

先日、今学期とったすべての科目の課題や期末テストが終わりました。つまり、留学一年目が終わったことになります。4月下旬から5月上旬は春学期の期末にあたり、数々のプレゼン(発表)、試験、課題などの締め切りが集中していて、2日に一本のペースでペーパー(15枚程度)を提出したり、一日中試験勉強をしたりしてしました。おかしなことに、この期末勉強中、いろんなアイデアややりたいこと(試験勉強・課題とは全く関係ないこと)がわいてきて、「これを調べたら・やったら楽しいだろうな、勉強が終わったらやろう」と考えていたのですが、いざ試験等が終わってみると、もぬけの殻状態。日課にしていたジョギングも「なんとなくやる気がしない」からやっていないし(お天気は涼しくて走るのに最適なのに)、期末中はあんなにやりたかった自炊もせず外食三昧。これをやってみよう!というひらめきや好奇心を感じることもほとんどない(できる時間はいっぱいあるのにね(^^;))。睡眠はきちんと取っているのだけど、体も脳みそも、全体的にだらけていて眠っているよう。筋肉が脂肪に変わっていくようなイメージで、なんだか心地悪い。。芯がない、腹が据わっていないような感じともいえそう。時間やできる環境はそろっていても、やらないときはやらないんだなとここ数日の自分を振り返って実感しました。

今日やったことは、旅行計画を立てたことくらい(笑)。
旅行予定のカナディアンロッキー写真↓神々しいほど美しいよねぇ…


このことについて、期末試験等が終わった友人と話をしてみたら、彼らも同じような状態みたい。とある友人は、期末勉強中は、勉強以外のこと(自分の将来(10年、20年…)の計画など)を考えることに熱中しており、進路や人生について真剣に考えたりしていたとか。進路については勉強が終わったときにじっくり考えよう、と考えていたものの、いざ試験が終わったら、それについて考える気にもならないと言っていました。「私たちには(悲しいことに)常に宿題や課題が必要なのかも」と笑い合ってしまいました。


人っていつも何か懸念事項とか何かやらなきゃいけないことがある方が脳や体が活性化している気がします。以前、「親のボケ防止のために何をしたらいいか」という相談に対してお医者さんの答えとして「親を心配させろ、心配ごとを親に話して親不孝な子供になれ」とあったように(笑)、人は常に何かを抱えていた方がいいのかもしれないな〜。海外に出た人で、勉強も仕事もない立場で過ごしていたときに居心地が悪く精神的につらかった(気楽とは程遠い)、と言っていた人や、辞職して旅行に行ったりゆっくりしたいと言っていた友達が、退職後ほとんどブランクも空けず新しい職場で働いていたのを見ても、みんな何かで忙しくしている方が生活が充実していて生き生きしているように見えます。私も期末勉強中、優先順位がはっきりしていたので、毎日やるべきことに没頭できて充実感がありました。ペーパーも書きだすと楽しくてワクワクしていました。締切がなければもっと書けそうですが、〆切がないと手をつけられないのが人間の(少なくとも私の)悲しい性(さが)。


ということで、休むのはこれまでにして、明朝から普通の生活に戻そうと思います。夏休みは、旅行・卒論準備・インターン、の3つに分けています。明日からは旅行準備に加えて、卒論準備に取りかかろうと思います。卒論準備についてはいろんな方からお話を伺ったので、それについてはまた今度書きたいと思います★