パエリヤ留学?

前回に引き続き、またもや食の話題ですみません。先日来、パエリヤ調理に挑戦し続けていて、外食の機会があればパエリヤを注文し研究しておりました。その成果か、今日作ったものはそれなりに食べられるレベルになってきたような気がします☆

これまではご飯が硬かったり、ぱさぱさしていたり、味が物足りなかったりと首をかしげてばかりだったのです(どんだけ失敗しているのかしら)。

パエリヤはいろんなレシピがありますが、いろいろ試した結果、私にはこの方法(↓)があっていました。パエリヤ修行は現在進行形なのでよりよい順番があれば変更していく予定です。暫定版ということで。

1.白身魚・魚介類などを入れるときには、大きめに切り分けて、塩コショウを振っておく。その後、魚介類を鍋で焼いたら取り出しておく(別の皿などに入れておく。魚介類はご飯を入れたあと、再度鍋に入れます。ふたを開けたときに具がきれいに並んでいるようにするためだと思われます)ちなみに今日使った白身魚はPanga(大ナタ?)という魚。欧州在住の方にはなじみがあるかも。ぷりぷりと弾力がありおいしかったです。
2.オリーブオイルでにんにく、たまねぎを炒める
3.野菜、米の順に鍋に入れて炒める(ここでご飯に火を通しておくことで、御飯が早く柔らかくなる気がします)
4.水分はこのタイミングで入れる(私はチキンスープの素などをそのまま鍋に入れて楽をしています。ひたひたになって御飯が隠れるくらいまでスープ・水分をかぶせます)
4.別のさらに取り出した魚などを鍋にのせ、ふたをしてそのまま20分くらいおく(最後の数分、火を強めにすると、おこげができておいしいです)
5.¡Buen provecho! (Bon appétit!)

写真出所:General Tourist Information Costa del Sol, Spain

お店のパエリヤとの徹底的な違いは、「米」と「風味」かな〜。お店のパエリヤのお米は、芯があって、ほどよく硬くて、つやつやでおいしいのです。どうしたらあの食感に近づくことができるのか・・・蒸らしたりする工程もあるのかもしれない。そして、風味。シーフードパエリヤから漂うサフラン&海の香りにレモンをかけるとさらに食欲がそそられます。うーん、まだまだ研究し甲斐がありそうです♪

自炊だと、一食あたり出費が150円くらいで抑えられているのもうれしいな〜(外食だと昼1200円前後、夜3000円前後)。じゃがいも1.5キロ150円、にんじん一キロ80円、トマト一キロ110円・・・とボストンと比べても安くて質がいい&アパートにキッチンがついていることもうれしくて、新しい料理に挑戦するのが毎日楽しみです。おかげさまでいたって健康です。せっかくスペインにいるので、スペインで入手しやすくおいしいものをいっぱい食べたいと思います。

(ちなみにここマドリードに来ているのは「パエリヤ留学」ではありません)