マドリッドにも秋到来☆

マラケシュ(モロッコ)からマドリッドに飛行機で帰ってきて、アパートの最寄の地下鉄の駅を出ようと上を見上げたら、灰色の空が。目の錯覚かな?と思いながら階段を上ったら、地面が湿っている!そうなんです。今日はマドリッドが雨。私がマドリッドに着いた8月下旬以来はじめて、雨が降ったのが今日なのでした。

アパートの前の歩道。これまでは歩道脇に外にパラソル・テーブル・椅子が並んでいたのですが、撤去されていました(なんだかさみしさをおぼえます)。外で食べるのは夏限定だったのね。夏の気候を楽しむために、皆さん好んで外で食べているのでしょうね。(外で食べると追加料金がかかることもありますが、排気ガスやたばこの煙・埃などを気にせず、光合成をしながら外・テラスで食べるのが西洋人は好きみたいです)


マドリッドの平均降水量を見ると、夏は少なく、冬に多いことがわかります↓。日本と反対なのですね。


出典:http://www.arukikata.co.jp/country/europe/ES_general_3.html

マラケシュでは後半体調を崩し、今も風邪をひいているので、雨が降ってくれると湿度が上がって喉には優しいのかもしれないな〜(^^)


そして雨とともにマドリッドに秋が到来したことを、街ゆく人の服装で知りました。一週間前マドリッドのバラハス空港に向かうときまでは、人々はワンピースやTシャツにサンダルだったのが、今日はジャケット・コートにマフラー、ブーツ。気温は10度前後です。風邪っぴきには寒いので、はじめて暖房を入れちゃいました。


近所のスーパーに行ったら、野菜も果物も秋らしいものがぽつぽつとでてきました。柿、栗、リーキなど。本当は風邪を治すためにに大根やネギがほしかったのだけど、歩いて1時間の中華系スーパー(大根が置いてあります)まで足を運ぶ元気がなかったので、諦めて帰ってきました。
柿はスペインでも「Kaki」なんですね。4個入りで1ユーロ(≒108円)。オレンジなどの果実で有名なバレンシアで作っているようです。熟した柿は甘くておいしかったです★

種なし柿でした。包装に表示が3つあるのは、カスティーリャ語(いわゆる公用スペイン語?)、と方言(カタルーニャ語、バレンシア語、ガリシア語のうちいずれか)2つ(だと思う)。スペイン語はこれらに加えて、ラテンアメリカの各国スペイン語も入れるとたくさんの種類があるので、研究者には聞きわけが楽しいだろうな〜


振り返ると、夏にマドリッドで楽しんだ果物は、桃、プルーン、ぶどう、オレンジ、西洋ナシ、りんごなどでした。(りんごは秋冬が季節なイメージですが、マドリッドでは夏でもいつも並んでいました。年中とれるのかなぁ?)マドリッドに夏に来て果物を選ぶなら、桃・プルーン・ぶどうがおいしくておすすめです。日本ではあまり食べなかったプルーンですが、みずみずしくて、はまりました。ちなみにこちらの人は、桃もプルーンも洗ったら皮ごと食べちゃいます(私にはまだマネできない…)。