マドリッドで学んだこと

ここスペイン、マドリッドで学んだことの一つは「お酒」☆スペインは、イタリアとフランスに続く世界第3位のワイン生産国。スペイン語・主要貿易圏のラテンアメリカからも新世界のワインを輸入。ボトル一本が1ユーロ台から(一ユーロ≒110円)。昼からお酒を飲む国です(大人の嗜み・文化として飲酒が根付いているような…)。(過去の記事→「スペインのお酒」、「スペインに来たらぜひバルに」)

そんなわけで、タパスと一緒に、ワインを飲むことができるようになりました(とはいえグラス一杯で十分)。そして飲むためだけではなく、料理にも使えるようになったことがうれしい。

これまで料理にワインを使ったことはなかったのですが、ボトル一本を使い切るために、魚に白ワイン、カレーやトマトなどの煮込み料理に赤ワインを入れることに。実際に使ってみて、ワイン風味ってこういう味だったのね、と勉強になりました。これまでは、料理でいうところの「ワイン風味」がわからなかったのです(お酒を飲んだときの味と、料理に使った後は味が違うので)。

実際に使ってみて、お店で食べていた、「肉の赤ワイン煮」のコク・えぐみ・酸味みたいなものは肉由来ではなくワイン由来だったんだ〜とか、赤ワインには甘味や強い味・ソースがよく合う、白ワインは塩とよくあう、魚に白ワインとレモンで味が引き締まり(甘味が抑えられ)、生臭みがきれいに消えるな〜などと、ワインを使った食事をより楽しむことができるようになった・・・かな?

Photo by http://www.sapporobeer.jp/wine/knowledge/pitapita_theory/index.html

と調子に乗っていたら、赤ワインをパエリヤに入れすぎ、酸味・えぐみが強い料理になってしまいました(^^;)。そしてこれを一緒に食べるのは数時間後にマドリッドに到着する母(全くの下戸、で酒を摂取するとじんましんを発症する体質持ち)。アルコールは熱で飛ぶといっても酒の味が強いのは苦手そう。

なんとかせねばとググったら、赤ワインを入れすぎた際の対策としては、
・スープなどを入れて薄める
・酸味には甘味で対抗!
みじん切りにした玉葱をフライパンできつね色になるまで炒めたもの・カラメルソース・みりん・砂糖を入れる
・コーヒー(ごく少量)や牛乳・豆乳を加える
等の方法は中和に効果がありそうです。(出典:教えてgoo!

ということで、お料理に赤ワインを入れすぎてしまった場合の対処法まで学んだスペインでした。