いわゆる「社交の場」が苦手な人にこそ寮はおすすめかも

私は寮が好きだ(…って、何度も書いているかもしれない(^^))。学校の隣に位置しているので便利だし、暖房がきいているので寒い思いをすることはないし、何より気が向いたときに寮生と話ができるのがいい。

私はつきあいで参加するような「社交の場」で社交するのがどちらかというと苦手なので、大勢が集まるパーティなどには短時間しかいないことが多い。パーティでは表面的な話しかできない気がするし、相手が社交で話をしているのか自分の話に興味を持っているかどうかもわからないし(社交の場だと、とりあえず社交辞令でその場にいるのか、もっと話をしたいからそこにいるのかわかりにくい)。親しい友達なら、お互いのことに関心を持っているのはわかっているので、落ち着いて話ができます)

そんな「社交場」苦手の私でも、寮のキッチンや寮生との食事会だと気が楽になって、緊張せずに話を楽しめる。(よくあるパーティのように)BGMがうるさくもなく、手持無沙汰でないのがいいのかもしれない。みんな思い思いに料理したり食べたりしながら、しょうもない話から社会問題まで多岐にわたる話をする時間は私には貴重な社交の時間。授業で同じグループにならなくても、パーティに足を運ばなくても、クラブ活動を一緒にしていなくても、「寮に住んでいる」「キッチンで顔を合わせる」というだけで友達になれる寮は、社交場が得意ではない私には向いているなぁとつくづく思う。
(とはいえ、社交を避けては通れないので、できるだけ「社交の場」には参加して、「アメリカ的社交はどんなものか」を研究し楽しむようにしている…余裕があればだけど^^)

ところでさっき部屋で勉強していたら、この世で生きているのは私だけのような気がしてきたのだけど(とても静かだったのだ)、火災探知器が鳴ったので外に出たら、寮生がわんさかいた。懐かしい顔を見て、なーんだ、一人じゃないじゃ〜ん、と嬉しくなった。

ちなみに火災報知機は恒例の訓練だったのだけど、本当に火災が起きたときに備えて、貴重品は一か所にまとめておいた方がいいなと思った。パスポートや学生ビザを焼失すると手続きが面倒かな・・・PCをなくすとこれまで集めたデータが・・・などと考えて、もたもたしてしまい、外に出たら“Hurry up, Mina!”とみんなの前で急かされてしまった(^^;)


毎朝・毎晩、寮から見る景色に「きれいだな〜」とじんわり幸せを感じています。学校は高台にあるので、ジョギング中近くの森?や景色も眺めることができます。自分の住まいや地元を好きになれると毎朝起きることも家に帰るのも楽しみになると思います。