授業の予習について -- 次なる課題

前回の続き。予習のコツがつかめてきたので、授業についていくのは比較的楽になったのですが、次なる課題としては、
・「深く考える」「現実に即して、はたしてこの理論・主張は合っているだろうか?本当にそうだろうか?とcritical(批判的)に考える」こと
・予習にかける時間配分を決め、守ること
・復習もすること
かな。

授業中、教授が説明する理論や論点は何となくわかってきた、けれど、「何を話しているかわかってきた」ことに甘んじてしまい、深く考えたり、一般的に正しいとされている論について本当かどうか疑うことを忘れていました。授業中のディスカッションを聞いて、「この論はこのケース・例にはあてはまる」「この地域・国ではこの現象が起きたとは思わない」などを考えることを忘れていたことに気づきました。
また、調子に乗って予習をしていたら、授業の予習だけであっというまに数時間たつこともしばしばあり、修論にノータッチになってきました(こらこら)。
さらに、予習として授業を理解することにばかり焦点をあてており、復習はしないので理解の定着が薄いのではないかと(わかっていない部分すら忘れてしまい、将来、前提となる議論を踏まえて他の説を説明したときに(前提部分がわかっていないので、新たな説が)理解できなかったり、来たるテストやペーパーで「しまった、この部分は理解していなかったんだった」と焦ることになるのではないかと)。

・・・とここまで書いて、すべてをこなすことは時間的にできなさそうなので、優先順位を決めて、何を捨てるかを考えた方が満足度は高くなりそうだな、との考えに至りました。あるテーマについてペーパーを書くわけではないのなら、深く考えなくてもいい(授業についていけるだけでいいと割り切る)ことに。大学院の授業をとっているということは、詳しい教授がいて、そのリソースを活用できる・深く勉強するいい機会だけれども、時間的制約があるので、諦めが肝心だな。「深くはわからないけれど、全く知らないよりは、表面的にだけでも知っておくことはいいことかと。この分野ではこんな概念・考え方がある、ということだけでも知っておき、将来仕事などでそれらを使うことがあればそのときにより詳しく調べればいい。そしてさらに詳しいことはその道の専門家に任せればいい」と割り切ることにします。
予習に時間をかけすぎてしまうことについては、授業と修論にかけるエネルギー・リソースのバランス(修論を提出する特に前半は修論を優先かな)を再考しようかと。そして勉強以外の時間も、特に最終セメスターである今期は重要です。
復習については、日々復習の時間が取りにくいならテスト前にまとめて復習?など、優先順位を決めて(どれを捨てるかを決めて)、効用(満足度)が高くなるリソース配分を考えたいです。


学校図書館です。素敵でしょう(^^)。図書館の匂いも雰囲気も好みです

今は最後のセメスターですが、依然として試行錯誤の日々を送っております。要領よくなりたいな♪