別れの春

期末試験も終わり、友達が次々とボストンを去っていきます・・・そして今日までうちに泊まり一緒に旅行していた友達も帰って行きました。数日間、終日一緒にいたので、しーんと静まりかえった部屋に帰るのは正直さみしいなぁ(ぐすん)。やっぱり忙しくしている方が性に合っているみたいです。

友達を空港に見送ってから卒論のトピック候補その一を決めましたが、卒論準備をしていても友人たちを思い出してしまう私は映画DVDを見て気を紛らわそうと思います(近所のスーパーには一日一枚1ドルでレンタルできる自販機があります。今日はラッキーなことに2枚目を50セントで借りられるということで2枚を1.5ドルで借りました)。

日本だと春は「出会いと別れの季節」ですが、アメリカは夏休みを挟んで卒業式、始業式があるので、出会いと別れの時期が別です。春は別れを惜しみ、夏休み後に出会いを楽しみます。

在学一年目でこれだけ喪失感があるということは、来年の今頃(卒業前)はもっと友達を恋しく思うのかもしれないな。2年生にとっては期末試験後、卒業式まで2週間近く時間があるのですが、多くの2年生は旅行に行かずにDis-orientationに参加し、毎晩パーティに足を運んでいます。Dis-orientationとは学生主体のイベントで、卒業式までの間、小旅行やボストンを一緒に楽しみます(オリエンテーション(始業式後のイベント)の反対(dis)と、disorientation(方向感覚を失うこと)をかけているのだと思います)。旅行に行かず毎日友達と過ごす2年生を見て、友達との時間を大事にしたいんだな〜と、彼らの気持ちがわかるような気がしました。思い出があればあるほど、楽しければ楽しいほど、別れが切ないのですが、友達と一緒にいられる間はその時間を大事にして、いい思い出をいっぱい作って卒業したいと思います。